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こちらは洗浄または洗浄に付随する「お役立ち情報」のページです。
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洗浄は大きく分けると水系・準水系・溶剤系洗浄に分けられ、アルカリ性や中性などの水系洗浄剤を純水で希釈して洗浄することを水系洗浄と呼んでいます。(他に様々な定義あり。)
水系洗浄剤(水系洗浄)は引火性や揮発性がなく安全に使用できますが、乾燥面などでのデメリットもあります。
当社では洗浄剤の提供だけではなく、国内外での経験・ノウハウをもつエキスパートとの幅広いネットワークを通じて、それぞれの状況に応じた最適な洗浄ソリューションをご提供いたします。
水系洗浄では使用済洗浄液やリンス水廃液をそのまま排水することができないため、廃液処理が必要です。廃液処理については以下方法での処理が考えられます。
・産業廃棄物処理
・中和処理装置などの廃液処理装置で排水できるレベルまで調整し排水
・蒸留再生装置で再生後、排水または再生水を再利用
蒸留再生装置を使用した場合、再生水を逆浸透膜や純水製造装置に通すことでRO水や純水として再利用することができ、環境負荷低減や廃液処理コスト削減につながります。
蒸留再生装置は洗浄液廃液だけではなく、めっき洗浄水の再生としても使用することができます。
蒸留再生の詳細については当社までお問い合わせください。
*排水する場合は、各地域の排水基準を満たしているか必ずご確認ください。
廃液蒸留再生イメージ概略
中和滴定 準備例
洗浄液の管理は中和滴定にて管理(濃度の管理)を行います。
準備するもの
①ホールピペット
②ビュレット
③ビーカー
④マグネティックスターラー
中和滴定概要
1.濃度の分からない洗浄液をホールピペットで吸い取りビーカーに入れます。
2.試薬をビーカーに滴下し、ビーカーをスターラーに載せます。
3.酸(例:塩酸)をビュレットに満たします。
4.スターラーを動作させ、ビュレットから1滴ずつゆっくりとビーカーに滴下します。
5.ビーカー内の溶液の色が変わったところで滴下を終了します。
6.滴下した量を確認し、計算表にしたがって濃度計算を行い濃度を算出、洗浄槽またはタンク内洗浄液の濃度を調整します。
定期的に中和滴定を行うことで濃度変化の傾向を把握することができます。
*詳細については当社までお問い合わせください。
ステンレスはステンレスに含まれるクロムが大気中の酸素と結びついて表面に薄い皮膜を形成します。
この薄い膜を不動態膜と呼びます。
不動態膜があることで、耐食性が向上し錆から基材を守ります。
ステンレスが錆びないのはこのためです。
不動態膜は加工過程における様々な要因で不安定な状態になります。
不安定な状態のままだと膜の破壊などにより錆の原因にもなるため、安定的な状態(元の状態に戻す)にする必要があります。
このことを不動態化処理(または、パッシベーション処理)と呼びます。
不動態化処理は一般的に硝酸系の薬品を使用しますが、当社では硝酸を使用しない不動態化処理プロセスのご提案も行っております。
また、当社取り扱い1槽式真空超音波洗浄装置では不動態化処理用薬液タンクを追加することで硝酸を使用しない不動態化処理と洗浄を1台で行うことができます。
Under construction........
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