超硬基材洗浄の問題点

(例)洗浄前
(例)洗浄後

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当社取り扱い洗浄剤・洗浄装置のご紹介先では取り扱われている金属の材質も多種にわたります。

 

金属加工後の洗浄やコーティング前の洗浄で水系洗浄をされておられる会社様や溶剤系洗浄から水系洗浄への切り替えをご検討されている会社様からよくご相談を受けるのが超硬基材の洗浄後に腐食することがある」というご相談です。

 

超硬基材で言う腐食とは「コバルトが溶出する」という意味です。

 

超硬基材(超硬合金)は一般的にはWC(タングステンカーバイド)とバインダー(結合剤)としてのCo(コバルト)を混合し、焼結したものです。

 

超硬基材を水に長時間浸漬させると水とコバルトが反応して優先的にコバルトが溶けだしていく特性があり、このことを「腐食」・「コバルト溶出」と言います。
 

特にアルカリや中性・酸性溶液中ではコバルトの溶出を促進する場合があります。
 

コバルトが溶出すると強度低下など製品に悪影響を及ぼします。

 

水系洗浄への切り替えを検討されている会社様では、切り替えにあたり洗浄テストをすると「汚れは取れるがコバルトが溶出する」「コバルトは溶出しないが汚れが取れない」というジレンマを抱えることが多いようです。

 

当社ではこの問題を解決するために試行錯誤を繰り返し「洗浄力が高くコバルトが溶出しない洗浄プロセス」を開発、超硬基材洗浄におけるコバルト溶出問題の解決をサポートいたします。

 

超硬材の洗浄でお困りの方、ご興味ある方、詳細な内容については一度お問い合わせください。

 

洗浄テストも随時受け付けております。

 

まずはテストにて効果をご確認ください。